心時代の夜明け~本当の幸せを求めて~PHP出版

心理カウンセラー衛藤信之

どうもー!感謝してます!
はるおでございます<(_ _*)>

今回のご紹介したい本は
日本メンタルヘルス協会代表であります
心理カウンセラーの衛藤信之先生の著書

【心時代の夜明け】です

心時代の夜明け―本当の幸せを求めて | 日本メンタルヘルス協会BOOKSTORE powered by BASE
今は書店では買うことができない心理カウンセラー衛藤の処女作。この本を出版してから、トランスパーソナル心理学の講座でお話しする奇跡を幾度も体感してきました。あなたの手にも奇跡を届ける一冊になるかもしれません。

こちらはPHP出版の衛藤先生処女作でもあります
初版は1998年2月26日になっています

最近は、衛藤先生の動画を心理学の勉強も兼ねて、文字起こしとしてブログ記事に
取り上げているわけですが(もちろん!衛藤先生の許可を取っていますよ💦)

衛藤先生の素敵な人柄にも惹かれていきます
自分自身の凝り固まった考えから柔軟な考え方に変わり
生き方や思考の仕方が180度変わった感じがします

この【心時代の夜明け】の本の存在を私が知ったのが、2023年に11月になるので
初版の日付から本の存在を知るのに約25年掛かった事になります
そもそも今までの私の人生において本を読むという事がほぼなかった事から
奇跡的な出会いでもあります

衛藤先生の独自の心理学を知ることで
今まで苦しんだ部分をほぼ全て解決できるような事を知って
「もっと早く知っておけば、あんなに苦労する事はなかった」
と感じる事はありましたが、衛藤先生の解釈ですと

私が苦しんで知った事にも意味があって
解決ができる その事実を知るのにも25年という月日が必要だったというのです
詳しくは、youtube動画【気づきはMr.Timeと共に】

記事内の動画【気づきはMr.タイム(時)と共に!】より

雪が降って路面を冷やして
準備ができると雪が積り始めるでしょう。それまでは消えていくと
25年の時を経てようやく衛藤先生の心理学は私に積もり始めました
そんな私に偶然にも知り合えたこの出会い

偶然な出会いや意味ある出来事にはシンクロニシティという言葉があります

※シンクロニシティ
心理学者、カール・グスタフ・ユングが1952年に発表した持論で
因果関係のない2つの出来事が、偶然とは思えない形で同時に起きる事
例えば、車を運転していると信号がタイミングよく青になる等

そんな偶然ではない必然的な出会いから様々な人生から
衛藤先生が心理カウンセラーになるべくしてできた作品であると疑い用のないこの作品

ものの時代から心の時代へ今まさに移ろうとしている
いや、移らなければ真の幸せはないと感じています

というのも今までは、物質の豊かさが
人類の本当の幸せであると誰も疑わなかった

しかし、最近では多くの人が、物質的な豊かさだけではなく心の豊かさや
人間関係の重要性に気づき始めています。人類が追求すべき真の幸せは
単なる所有物や富ではなく、心地よい環境での調和や深いつながりにあるとの考え方が広がっています

持続可能な生活や共感力、精神的な充足感が重要視され
物質だけでなく精神的な充実も追求される時代が訪れつつあります

この新しい視点が広がる中で、人類はより持続可能で満足度の高い未来を築くために
幻想の「幸せ」から離れ、真の「幸せ」を見出す革新の一冊となっています

心時代こころじだいの夜明けはまさに

心時代しんじだい(新時代)の夜明けでもあります

物質の豊かさから生まれた事で、うつ病や心を病む症状が増えてきた気がします
便利な世の中になればなるほど、人の心を雑に扱う世の中に
「自分さえ良ければ、他人などどうでもいい」という考え方
それこそが、本来あるべき、人を思いやる心が失われていったのではないかと

「和を以て貴しとなす」

衛藤先生はそんな世の中を支配している「見せかけの幸福」に惑わされ
苦しみ続けた現代人が、その呪縛から解き放たれる生き方をこの本「心時代の夜明け」にまとめました

「隠された秩序」は、日々の単純な日常生活の中に、人との平凡な出会いの中に「真の幸せ」や「見えない成功」を用意しているということです

そして、この世で起こることは、小さな出来事の中にも、すべてに特別な意味があるのだということです。私は今心から、すべての人の人生に「意味のない人生」などは決して存在しないということを強く感じずにはいられません。

引用元:【心時代の夜明け】あとがきより一部抜粋

本書は、七章からなる「心の在り方」を教えてくださいます
・カウンセリングとは
・大人の仮面をかぶった子供たち
・柔軟に生きる智恵
・すべては「聞く」ことからはじまる
・自己主張から自己開示へ
・仮面の下の自分と出会う
・すべてを胸一杯に受け入れるために

その中でも紹介したい内容をいくつか挙げたいと思います

自分自身を見つめる目(第三の眼)

人とは客観的に自分自身をチェックすることで自己洞察を繰り返す事
といいますのも、上手くいっている時ほど自分を正しいと疑わないからです

そして、自分を疑ってかからない人たちによって
戦争は始まりおかしな方向へと向かう事は今までの歴史が証明しているからです
一旦止まると書いて +「正しい」

自分自身が本当に ”正” しいのか自分自身と向き合う事が必要となるからです
そのカウンセリングの技術の中にその見つめ直す事の重要性がたくさんあるといいます

禅の教えで「百尺竿頭に一歩を進む」ひゃくしゃくかんとうにいっぽをすすむ

禅は、片寄らないで生きること、中道を求めます
その道を一歩離れ、自分自身を疑って離れ、見つめ直すことでまともであり続けるということなのです

悩みのメカニズム

悩みとは、その人に与えられた「人生の宿題」のようなものである
その時が成長できることになるので、人生における絶好のチャンスと言えるものなのです

そういう意味でのこれからの時代には対応できる心が必要となることから
心の時代の夜明けといえそうです

そういった中に相談に来られる方で
人に相談すれば、何かが変わると最初から思っている人もいるのです
そういった方の共通点があります

「どうすれば幸せになれますか?一言で言ってください」と簡単に言ってくる人

たとえば、子供のノイローゼを簡単に治す方法はありませんか?
と、簡単に治す方法などありませんと答えると
”それでもカウンセラー?”

不可能なことを当然だと圧力をかけてくる親だからこそ
子どもをノイローゼにするのだろう

それを変えるためには協力してもらう必要があるので
では○○してください

いやそれは…○○だからと、なのでできない
では、これこれで○○してください
いや、でもね…○○だから無理です

どんなに提案しても不可能だと言い訳する
こういうふうになる事を交流分析では

「はい。でもねゲーム」というそうです

自ら努力をするのがイヤなのである。もっと簡単にできると思っているのです
そんなイージーモードの人生なら、こうして相談しに来る人は、この世にはいないというのに…

ABC理論を提唱するアルバート・エリス博士

悩みのメカニズムをわかりやすく説明したのが
論理療法の創始者、アルバート・エリスという心理学者です
出来事そのものに悩みの原因があるわけではなく、個人の受け取り方に原因があるといいます

例えば
上司の行動をA (Affairs,Activity event)=出来事
それを見て田中さんが、不満に思っているという感情=C (Consequence)=結果

上司の行動を見て、田中さんが不満に思っているという
Cの感情を詳しくすると、上司というものは部下に親切であるべきである

このAとCの間にB(Belief system)=受け取り方を入れる

間の受け取り方を変えてみる

上司の行動を見て→田中さんにとって成長のため→なるほど!さすが上司!

Bのビリーフ(受け取り方)で結果を変える

例えば、離婚という出来事
あぁ…お先真っ暗」と、とるか
これで晴れて自由」と、とらえるかで、B(ビリーフ)受け取り方でこの先の人生が変わる

コップに水半分あるが
「もう半分しかない」と、とるか
「まだ半分もある」と、とるかはその人次第であるという事

これが、アルバート・エリス博士のABC理論です
受け取り方次第では、天国にも地獄にもなるわけです
数学でいうなら関数みたいなものですね

f=a(X) Xが受け取り方になるように、結果は変化する

この「心時代の夜明け」の本の中に素敵なエピソードがあるのですが
一番好きなエピソードは、衛藤先生のyoutube動画の文字起こしで
何回かとりあげさせてもらいまいしたので
二番目に好きなエピソードを少し簡単に紹介させていただきます

とある、家族がいました
娘を持つお父さんとお母さん
そのお父さんは、衛藤先生の講座を受けるたびに反省されるそうです

実はこうだったんだ…などを自己開示する
それは、時間が経ってもう手遅れだと思っていても遅くはないという話になります

お父さんは、昭和の生粋の仕事人間
どんな時も仕事の事を考えていました

そんな近々、お嫁さんに行く娘さんが小学4年生の時でした
その日、ひどく疲れていたお父さん 娘さんに背中から抱きついてきた時
本当に疲れていたそうです。そしてかなりイライラしていた事も事実

うるさい!静かにしろ!」と怒鳴ってしまったそうです
それ以来、娘さんは静かになり、会話も無くなり、近寄らなくなりました

(どうして、あの時もっと色々聞いてやれなかったんだ…)
と、ずっと悔やんでいたそうです。衛藤先生に相談したところ
「いまからでも遅くはありませんよ。打ち明ける事に期限などないのです」
とアドバイスを受けたそうです

17年も前の出来事なのでとなかなか切り出せなかったようですが
式を間近に
実は17年前になぁ…

娘さんは、もうすぐ結婚式なのに何よ?こんな忙しい時に、それよりお父さんは服決まったの?
など煙たがられ、言い出したその時は、言えなかったそうです

結婚式始まる直前に娘さんが、お父さんお母さんお世話になりましたの挨拶の時に

挨拶なんかええ!俺はお前に謝りたいんや!
小学四年生の時に背中にじゃれついてきた時に「うるさい!静かにしろ!」と怒鳴った事
あの時、何を話したかったんやろうと…お前の話をもっと聞いてやればよかったのに…
そればかりを悔やんでてなぁ。ごめんなぁ…もっと優しくできてたらなぁ…堪忍してなと…

と、言ってくれたそうです
自己開示に遅いもないのですね
このエピソードを読んだ時も思い出しながら書いた時も号泣してしまいました
ほんと良いお話ですね

まだ他にもステキなエピソードがありますので、ぜひお手に取ってご一読していただけたらなと思います

最初の方でシンクロニシティという
因果関係のない2つの出来事が、偶然とは思えない形で起きる事を説明したと思いますが
実は、この心時代の夜明けに関して

ある家族が不思議なシンクロニシティを体験した
という衛藤先生の受講生がいらっしゃったので
そのエピソードを簡単ではございますが、紹介させてください

もちろん衛藤先生から聞いた話です(動画内で)

家族構成は、旦那さんと奥さんと娘さん(当時幼稚園)
夫婦仲があまりよくなくて、喧嘩ばかりしていたそうです
次第に奥さんも追い込まれていくなかで、離婚する事も考え涙を流して思いつめていた時に
幼稚園に通っていた娘さんが

ママ、本読んだらいいのに
と言ったそうです。
何か良い本あるかな?」と聞いたら
大阪のおじさんが書いている本がある」と不思議な事を言いだして
大阪のおじさん?

このご夫婦は東京の目黒の方でして、血縁関係の方で大阪にはいないそうです
不思議に思いながらその日を過ごし、奥様がご友人の方と電話して話していた時に

「私、今読んでいる本があるのよ。何冊かあるから送るね」
家に本が、3冊届いたそうです。
その中に、衛藤先生の書いた本「心時代の夜明け」がありました

その本を読んでいくうちに、衛藤先生の体験講座を受けに行って
旦那さんのやり取りの中で気づく事があり
旦那さんの話を聴こうともせず、どちらかと言えば責めることばかり
自分の素直な気持ちを伝えずに、旦那さんを正そうとばかりしていた

それに気づかされ、本の内容をよんでいくうちに
その内容を活用していくと、ご主人が変わっていったそうです
その変化にご主人が聞いてきました

お前最近どうしたの?なにか変わったな…」とご主人
教室に通いだした事もあって
え?変なふうになった?」と奥さん

いやそうじゃなくて、なんか感じが良くなった!

そこで奥さんが切り出したそうです
「実は、心理学の勉強をし始めて、カウンセラーの勉強をしてるの
当時は言わなかったけど、別れたほうがいいかなぁってかなり追い込まれていた時があって
でも、衛藤先生の授業を受けていく事で、心も軽くなって…」

旦那さんは、速攻で
それは、怪しい!
なんか絶対宗教だ!それはやばい!新たな宗教だ
と疑いだして

俺がどんなものか確認してやる!」と体験講座を受け
その怪しい先生のその鼻を明かしてやると息巻いて、夫婦で受けに行ったそうです
それを知らない衛藤先生は、一人腕を組んでいる受講生がいたのに気づいたそうです

衛藤先生いわく
(なんか絶対騙されるものかぁ~!というオーラを身にまとって受けていた受講生がいる…)

そのあと、奥さんが驚きました
なんと、旦那さんがいの一番に基礎講座に申し込み用紙に記入していたのです
「あなたどうしたの?」と奥さん
「俺やっぱりいくわ!仕事でもコミュニケーション大事だし」
私が思うに、旦那さんは、これは本物だと気づいたんだと思います

夫婦で受けるようになって、講座にあるトランスパーソナル心理学
心理学者ユングの集合意識の偶然の一致シンクロニシティー「無意識はつながっている」など受けて

旦那さんは、なんで衛藤先生知ったの?
奥さんは、衛藤先生の本を読んで知ったの
友達に薦められて本を読んだんだけど、その前に娘ちゃんにママ本を読んだらいいのに
と言われた事を旦那さんに話しだしました

「大阪のおじさんの本を読んだらいいよ」と言ってたのと旦那さんに伝えたところ

「衛藤先生、大阪の人じゃん!」となって
改めて、娘ちゃんに聞いたそうです
「ママが泣いていた時の事覚えてる?」

「うん。覚えてる!ママ可哀想だったぁ…」と娘ちゃん
「あの時、ママに大阪のおじさんの本の事覚えてる?」と聞いたら

「覚えてる!」
っていうので、夫婦は娘ちゃんの前に
衛藤先生の本「心時代の夜明け」とダミーとして用意した10冊ぐらいの本を用意して
「この中にある?」と聞くと

「これ!この空の本!」とズバッと言い当てたそうです

”心理学者ユングは、人間って必要なことは無意識が突然
偶然がいろんなことを重ねて、本当の自分になるために

気づかせてくれることがある”

ご夫婦いわく
家族の危機的状況の時に、子供の無意識が本とアクセスしてね
夫婦関係の改善に、また僕とか、教室に来る要素があったかもしれないね

そんなエピソードがあったそうです
さらにこの本にはエピソードがありまして
その事に関しては、「母からの伝言…シンクロニシティー①~④」の記事に
もしくは、その記事内にある動画から全編(46分)が見れるようになっています
お時間がありましたら見ていただけると幸いです

衛藤信之先生が書かれた「心時代の夜明け」を読むことで
最終的には、心理カウンセラーが不要となる社会
になる事を心から望んでいます



この他にも、心温まるエピソードもたくさんありますので
お手に取ってご一読いただけましたら幸いです

ここまで読んで下さったアナタは本当に優しい人です
ありがとうございます<(_ _*)>

感謝してます

また来てくださいネ

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