聴くことは愛である

心理カウンセラー衛藤信之

I love you, because you are you

どうもー!感謝してます!

今回は、心理カウンセラー(公認心理士)衛藤信之先生の動画
【聴くことは愛である】の文字起こしとなっております。上のリンクが動画となっております。

Youtubeのクリップ機能を使ってリンクを貼りました。何か不都合がありましたら
【お問い合わせフォーム】からご連絡ください。

youtube上に2019/08/23にアップロードしたものとなっているため、ブログにアップした時期などが異なりますのでご了承くださいm(__)m

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この動画のポイント

・許しを持つことで心の癒しや成長が可能に
・カウンセリングの役割
・日本の社会に求められる変化

これより衛藤先生の動画【聴くことは愛である】文字起こしとなります

自分自身や他人を受け入れ、ゆるすことの重要性

最後に何か質問がありますか?
はい、どうぞ

過去は変えられないけど
過去を未来に活かすというお話で
そうすることで親を聞いてくれなかった
上司を乗り越えられるというお話だったんですけど

その乗り越えることで自分が癒されるのかなぁ?

そうね僕はそうね
聴いてもらえなかった
例えば部下がいて、自分が上司になった時に部下に聴いてあげる事で
あ、こんな風にしてもらいたかったんだなぁ・・・ということで

その人を癒すことで自分・・・
例えばもっとわかりやすい
僕、結婚されていない人もおられるんで

子どもを持って
やっぱり子供に一生懸命僕が一生懸命に聴いている時に
僕の中に父親がいてね
父親にこうしてもらいたかったんだなぁと

だからそれを
過去を何でしてくれなかった」っていう時間を作るよりも
じゃあ、僕がこの子たちにしてやろう

そうすると、この子たちは
今度は黙って人の話を聴ける子供たちになるわけですよね
受け継がれるんで、という事はそれを活かせば

逆に言えば父親のマイナス面をプラスに変えられる事が出来るんでね
自分が自分がというんであれば
自分が全てであればそれは悔しいだけなのかもしれないけど

まぁ(人生を)ロングで見た時に
今、自分がやっている事が実は子供に影響しちゃう

だから、僕がもし
親父が許せない、許さない」と攻撃してれば
きっと、うちの子供も僕に完璧を求めて足らないことを言い続ける子供になるでしょうね

だから、自分が許すことで
許すことの壮大さとか、奥行きというか
(北風が)あの旅人のコートを脱がす時

脱がす時(変えさせようと)思う時に
「あなたが間違っている」
「正しくない」
「あなたがコートを脱がなきゃ」
と言えば言うほど
旅人は脱がなかったんですよね

黙ってけっこう照らしてくれた人に
人は安心して心を開いてゆく
そういう意味ではなんか今の時代「正しい!」「正しい!」で
世界中で対立して なんかキナ臭い雰囲気になっている時に

ある相手側のね話を聴いているうちにね
相手の気持ちもわかってくることもあるんですよね
で、だから、そうやって一生懸命相手の話を繰り返して
鏡のように返しているうちに

(あ!もしかしたら、この人は、こういうつもりであったのかなぁ)
もし、今、世界の問題を解決するとしたら
やっぱりお互いが正しさをぶつけ合うよりも あの禅の世界で

まぁ、お茶でも飲みましょう」っていうのがあって

喫茶去きっさこって言うんですけど

ガァー!」と煮詰まった時に
お茶でも飲みませんか?」っていうね

ドンとなんか足をすくわれるような
一瞬なんかこう
「正しさ」を言い合えばお互い Viewpoint っていって
お互い視点の違いがあるんで、なんかちょっとねホッとする瞬間

そういう時に、僕は、なんか
そうね・・・
正しい、間違い、白黒で言えば
論理の世界ではそうなんでしょうけど

僕も決して立派な人間じゃないし
知らないで人を傷つける事もあるし
だったら
傷つけるくらいなら、傷つけられた方がまだマシかなぁと

だからといって
相手を傷つけたいというスタンスではなくなりましたねぇいつの間にか

そうした方がなんか人生は上手くいっていくし
なんかいろんな人たちが自分に良い関わりをしてくれるようになって

あ、こういうのが「引き寄せ」って言うのかなぁと
引き寄せってなんか
木にしがみついてパワーもらおうとしたり(スピリチュアル)

「引き寄せ💦引き寄せ💦(祈り)」って言うよりも
なんか、日々、自分がそうやって穏やかになっていくと
穏やかな人たちが関わって来て
そういう意味なのかなぁっていう気がしますね

だから皆さんに
「こういう受け取り方をしろ!」と言っているわけじゃなく
そういう一つの考え方も一つあるんではないのかなぁって感じですよね

そういう風に僕はオススメしますけどっていう感じかな
それの方が、なんか生きやすくなるっていうか
人間って正しさを追求し始めたら自分にもその矛先は自分にも向くんですよね

そうすると、自分もきちっとしないといけない
そうするとお互いが夫婦でも競い合って

これ君、掃除したのかなぁ?」
あなただってちゃんと
お風呂から出てきたら
キッチリしてもらえますか!
そんな事を言ったらお前もさぁ!

こういう夫婦ってお互いにしんどいじゃないですか・・・
「まぁ、あるよね(許し合える)
だから、僕は・・

僕も子供に対して完璧な親じゃないんでしょうから
もちろん最大限やっているつもりですけど
でも、だからそう考えると

(まぁ、この人たち(親たち)も完璧ではなかったのかなぁ…)
と思えるようになってからね

心理学者ロジャースの理論を通じて、受容と許しの文化に

カレン・ホーナイのように
自分が愛せる程度にしか、他人が愛せないのは
他人に好き嫌いが激しいのは、自分の中に常に好き嫌いがあって
常に、完璧じゃないと!上手くやらないと!完璧にやらないと!と思う人は

人に対してやっぱり攻撃性が強くなっちゃう
そうすると、じゃあそれで上手くいくなら良い長い目で見た時に
やっぱり損失も大きいのかなぁと思ったら

ロジャースの言うように
正そうとするな。まず
分かろうとしたらどうだぁ
っていうね。そういう見方

たとえ子供さんが小っちゃくても
(お母さん一生懸命に聴こうとしてるよ)って姿勢は
子供がしゃべらなくても抱きしめるとか
「何があったの?」と聴いてくれる体験って

きっと子供の情報を
すごく安定させるというのは間違いない事だし

よくコーチングとか勉強した人は
「あぁコーチングでやりました。ミラーリングですね」
「相手がやった事をカタチもマネして返せば良いんですよね」

こういう事なの
こういう事「なんですね

辛くてね
辛かった「んですね

最後に全部「ですね」ってつければ「良いんですね!」みたいな

僕ねそんな心理学とか技術論を教えたくないんですよ
僕の心理学って・・
ロジャース博士が言ったんです

君たちに技術を教えるけど、技術なんか本当は教えたくないんだ」と
ハートを理解してほしい…」と

僕らは決して立派じゃない
立派じゃない人が
立派じゃない人を裁くほど辛いものはない

だから君たちに
心を教えたい
人間は完璧じゃないんだ
完璧じゃないから一生懸命完璧で

ありたいと努力をする

その時に相手の
恋人の気持ちだって
親の気持ちだって
子供の気持ちだって
100%理解する事は不可能かもしれない

でも
あなたの気持ちは、このように聴いたけど、間違いないかなぁ
この祈りというか、願いというか、思いというものは
きっと届くと思う

僕たちは間違ってはいけないのは
よく「私は子どものこと分かってる」という親は
僕は「一番わかっていなかったし(経験から)」

(わかっていないのかもしれない)という危機感が
僕はロジャース(のテクニック)を強めるんだと思う

「お母さん、あなたの話聴けてるかなぁ?ちゃんと分かれてるかなぁ💦」

聴こうとしてるよ

その姿勢こそがテクニックを越えてねマインドだと思うんですよ。スピリッツ
だから恋人の気持ちも
僕は妻の気持ちも100%理解しているのかというと、自信がない

だからこそ「わかっている」って言わない方がいい
僕、ロジャースのお弟子さんに
自分のスーパーバイザーの先生に「カウンセリングに一番大事なことはなんですか?」
と聴いたら

常に自分を疑いなさい」と…
まさにビギナーであり続けろと言われたんですね。素人であり続けろ

お医者さんだって
この診療所には間違いがない」という医者は必ず医療ミスをおこす
自分は今こうやって治療、こう信じているけどこの診断で間違いがないだろうか?

他にセカンド、サードオピニオンに見せて診てもらわないと
っていう謙虚な医者は絶対、医療ミスを犯さない

宗教家でもそうじゃないですか
(私は間違っていない!)という人たちが、一番 戦争を引き起こすんです
歴史を見ても…

自分は間違っているかもしれない」っていう人がいれば
あのサリン事件は起こさなかった
みんな自分が正しいと思って戦争を始めるんです

だから、僕はロジャースから学んだ
正しい!正しい!」って言い合うと生きづらい社会になる
自分の子供が、もしかしたら間違う可能性がある

僕ね、なんでこんな話をしているかというと
僕のお袋、喫茶店を経営していて
やっぱり若い子にお金を盗まれたりすると



周りは言うわけですよね
警察に届けなさい!

それは正しさなんですよ。ただお袋はね僕を捨てて…
いなくなった子が私にはいる」と僕のことですけど

あの子がもしかしたら大きくなって
人様のモノに手を出して(盗んで)いるのかもしれない
そしたらその時に
「許そう」って言ってくれる人たちがいて欲しい

だから、悪いけど(警察に)届けたくないの

お陰様で僕は人様のモノに手を出す(盗む)人間にはならなかったですけど

でも僕ね、いろんな素敵な出会いがあったから
今、こうして皆様の前に立っていろんな人に援助をもらって応援してもらっているのは

僕「自分の力」やと思ったことはないんですよ
そういう、お袋が誰かを許そうとして受け入れてくれたことで
僕も失敗したり、上手くいかなかったりする時に

結構、多くの人に助けてもらったし
だから他人の中にガッカリしたり弱いところを見てもその人を許せば
もしかして、うちの子供が何か間違って人を傷つけたり嫌な思いをさせたら
その子も「許してもらいたいなぁ」と思ったら

やっぱり僕は、この世界ってでつながっていてね
自分の中で大事な人だったら許す。大事でなかったらどうでもいいっていうのは
僕はちょっと、なんか寂しい人生観のような気がしてね

これは本当に、僕の主観なんです
決して人間は間違わない方がいいし、立派であるに越したことはない

でも僕はロジャースを教わったのは
人間は矛盾をはらむんだよ。君は完璧なのか?

自分のその正しさが
今度はいつか「自分が裁かれる側に」なるぞ
だったら
もし、自分がいつか許してもらいたければ

「人を許しなさい」

優しい社会を求めるなら聴く側に

自分が、本当に誰かに
辛い時に聴いてもらいたければ、君が聴いてあげなさい
僕ね、いつか僕がスピーカーとしていろんなユーチューバーとか
すごいスピーカーから
「あの先生が一流だと思う」とよく言って頂いているんですね

鴨頭かもがしらさんっていって
すごいフォロワー数っていうか凄い人が
「一流のスピーカーって衛藤さんじゃないかなぁ」って

何度も言って下さっているんですけど
でも、いつか僕も自分が何を言ったのかわかんない時が来ると思うんです
その時に
衛藤さん、歳をとられましたね

今僕は自分が何か言った後に
「また、今、変なことを言いましたかね・・・」

その時に、みんなが
衛藤さん、集まってますよ。あなたの話を聴きたいって

僕、今ね何を言っているのかわからない年になってしまってね

そのあなたの話が聴きたいんですよ
あなたはあの時に言いましたよ

聴くというのは正しいから聴くわけでも
筋が通ってるから聴くわけじゃなく

聴くということは、人間の本質的な根幹なんだよ
もし僕が
みんなが敵にまわった時にせめて一人だけでも
衛藤さん、僕はあなたの話を聴きますよ

そういう人がいてくれたらな
そんな社会になって欲しいと思う

願うならば
もし、そういう社会を求めるならば
皆さんが聴く側になりませんか?・・・

今、僕らは非常にこうネットでもなんでもかんでも攻撃して
正しさとか間違っているっていう時代の中で

僕がメンタルに思いをかけているのは
なんか穏やかな社会が欲しいなぁ

ああいう
宮迫さん(雨上がり決死隊)とか亮君(ロンブー)とかね
あの人たちも決して正しいとは言えない

でもね
人間ってなんかみんなが「正しさ!正しさ!」っていう社会
テレビでも、マスコミでも みんなが攻撃し合う社会って
なんか結構生きづらくってね

だから穏やかな社会が欲しい

僕があの前に一番最初に
カウンセリングした女の子は鬱の子ですごくよくしゃべってくれる子で

ある時3回目のカウンセリングが終わった時に
手紙をもらって「もう来ないでくださいって」書いてあったんですね

先生が来ると、キチッと話をしなくてはいけない
ちゃんとして遠くから来てもらって
来てもらって良かったと思える話をするのが

私、先生が来る何時間も前から今日はどんな話をしよう
どんな話をしたら遠くから来てもらってよかったと思ってもらえるか

もうしゃべる事がないんです
私は本当は無口なんです
先生、気づかなかったでしょと言われて

僕は本当にショックでアメリカの先生に電話を入れたら

先生
先生

ノブ・・
彼女は常に明るい話、楽しい話をしないと
親に受け入れてもらえなかったんだよ
お前それを黙って話が面白いからって聞いていたのか?

無理しなくていいよ
しゃべらないなら、しゃべらなくて良いよって言ってやれなかったのか?

と言われたんですね
お父さんお母さんにお会いしてアポイントを取って

その彼女のお父さんお母さんにお会いしました
会社の社長さんで立派な方です
言う事も正しい

お母さんも有名な大学を出られて立派な方で社交性がある
娘さんに期待することは?と言ったら

明るさだ!積極性だ」と
僕もそう思う
でもね、人間は明るい時もあれば暗い時もある

それを許してもらえるのが
僕は家庭じゃないかなぁと思うんですよね

お父さんお母さん
お父さん、お母さんは立派だし、正しい
でもね

僕は家庭というのは
立派じゃなくてもここに居て良いんだよ
お前が勉強できなくても見捨てないよ
お前が辻褄あわないとりとめない話であったって
黙って聴くよ

どんな話だって暗い時があっても良い
天気と同じように晴れの時もあれば雨の時もあるよね
それでもお前が好きだよって言ってくれるのは家庭なんじゃないですかね

彼女は外でも明るく振る舞って
僕ら受容のトレーニングを受けたカウンセリングにも
楽しいと話をしないといけないと思って
家でも明るく振る舞って
彼女が彼女のままで居れる場所はどこなんですかね

彼女がカウンセリング中にこう言ったんです

衛藤先生
私は時折、屋根がないなぁと思う時がある

衛藤先生、病室とかいつも屋根あるよね
でも私、時折、屋根がないなぁと思う時があって


僕は本当に意味がわからなかった

でも、お父さんお母さんにお会いして初めて分かった
お父さん、お母さん、あの子には屋根がない

屋根っていうのはお前が何者であっても
一緒にいよう
ここに居て良いんだよ
それが家庭じゃないかなぁ

彼女はいつも外で気を遣い、僕にも気を遣い
だから、そうやって世界を見てる
僕は手紙を彼女に書いたんです

君のお父さん、お母さんにお会いして立派な方々ですね
でもね
すべての人が正しさばかりを言う人じゃなくて

君がドジでノロマな君でも
「一緒にいよう」って言ってくれる人がいっぱいいるよ
君は一生懸命に僕に気を遣ってくれていたんだね

楽しい話をしないと、私には価値がない
良い話をしないと遠くから来てもらった先生に申し訳ない

でもね、そんな人ばかりじゃないよ
君がドジでノロマでも
「そんな君と一緒に居たい」と言ってくれる人がいっぱいいるよ

もし、君がそう言ってもらえなかったら
言う側になろう
言ってあげられる大人になろう

黙ってカウンセリングをしよう
窓から雲が流れているのを見るのも とってもステキ
お互いに好きな本を読み合うのも、とってもステキ

君は沈黙を恐れているようだけど人がみんな楽しい話
面白い話をするから関わってくれるんじゃなくて
何にもしゃべりたくない時に
一緒に居ようと言ってくれるのがカウンセラーなんです

これから黙ってカウンセリングしませんか?
君はそういう柔らかい沈黙を君は知らないのかもしれない
そう思ったら沈黙が怖くて人と関わるのが怖かったでしょ

僕はその日は手紙を書いて看護師に渡して帰りました

彼女は一晩中に泣いてたそうです
その手紙を見て・・・

「大丈夫?」って言われて彼女はこう言ったんです

悲しいんじゃないんです
嬉しいんです今まで一度だって
常に私は完璧で上手くやらなきゃ立派に生きなきゃ

社会はそうですよね
でも、それも正しいけど

僕がもし愚かな自分になった時に
いや自分が歳いって、まともな事がしゃべられなくなった時に
「そんなあなたの話も一緒に聴くよ」って言ってくれる人に僕はなりたい

だから出来ないのかもしれないけど
希望は近づいて行くから希望なんで
あきらめてしまったら僕らから希望はすべて失われる

だから僕はねYoutubeでは伝わらないモノがある
この空気とかは理屈を超えたこの空気感っていうのは
やっぱり現場でしか伝わらないんですよ

だから今日、皆さんと一緒に過ごして
皆さんそれぞれに大変な事があって、いろんな辛い中で生きてる

その時に
もしそんな話を黙って聴いてくれる社会だったら
そういう人がいたらそれを責めるよりも少なくとも今日来た人たちが

そういう人になって許し合えるような
柔らかく聴いてくれるような人になってくれれば
この社会はチョットでも
今日来ている人数分柔らかくなりませんか?ってことなんです

ロジャース博士が残したカウンセリングで大事な事

向こうがしゃべらない時とか
上手く表現できない時は、一緒に居るだけでもいいし
もし「上手く喋れないよね」とか

生きづらいっていう時に
「頑張らなきゃ!」って言うよりも
「生きづらいね」

それは何の解決にもならないかもしれないけど
本当にその辛さを分ってくれる人と
僕は
「そこを努力でなんとかなるんだ」とか
「頑張ればなんとかなるんだ」と言われても

頑張れない時は、やっぱり頑張れないですよね
ロジャース博士が残したセリフで
カウンセリングで一番僕が気をつけている事は

I love you, because you are you.
と言いました

私はあなたを愛している
あなたが私の期待通りになる子供だから
あなたが料理が上手くて子育ても完璧できるから
あなたは家に稼いで私の自慢の夫だから

ではなくて

そうなると
奥さんが病気になって家のことが
出来なくなったらもう愛せなくなる

ご主人が事故でもして働けなくなって
収入が入れなくなったらもう愛せない

それはその人を愛したのか
自分の思い通りになったその人を愛したのか

僕らが誰かを愛する時に
愛というのはそんな単純ではないんですよね

思うようになる相手だったら愛する
あなたが明るければ愛する

じゃないとロジャースは言うのです

お前がドジでノロマでダメな時も
僕はあなたのそばにいるよ

I love you, because なぜならば、あなたは決して強くはない
弱いからこそ僕らカウンセラーはここに存在する
っていうねその言葉が僕には
すごく中心になったんですね

それから、許しとは何か?受容とは何か?
なぜ、インディアンの地に僕が行ってインディアンに憧れたか
全部つながったような気がして

だから衛藤先生の講座は
心理学を勉強してロジャースの理論なのにインディアンの話をしたり

なんか世界の情報の話をしたり何をしているんですか?って
もしかしたら、理論的な人には言われるのかもしれないけど
僕は今日しかない授業
今日伝えたい事だけを伝えるようになりました

だから
もし皆さんが本当に落ち込まれた時に
僕は毎日そうやって落ち込んでいるうまくできない人たちのカウンセリングするんでね

その時にいつか僕が
僕が強くないというのを自分はよく知っているので
自分をきっと再現しているんでしょうね

そんな時に、僕が今強いうちにその人たちの味方になれれば
いつか僕が弱まった時にそういうことを受け入れてくれるような社会が
出来るのかなぁと思ったら

僕は経済大国日本にならなくても良いと思って
僕が目指すのは

あの震災で亡くなった人たちがもう一度生まれたい国があるなら
あの柔らかい、優しい人達がいっぱい住んでる日本で生まれたい

心大国日本こころたいこく
僕たちはしなければ意味がないような気がします

だから、(心理)技術を超えて(心理)テクニックを超えて
是非ともメンタルではマインドを理解していただきたい

今、本当に理屈の時代 正しさの時代の中で

ゆるしの時代 受容の時代 受け入れる時代
そういったものを
今日皆さんにちょっと理解していただければ

そんな社会は病んだって苦しくたってセーフティーネットがいっぱいあって
自殺する子や、鬱になる人たちが出ない社会になるんじゃないかなぁと思います

これで僕の今日の授業は終わりたいと思います

どうもありがとうございました

さいごに

小さい頃を振り返ってみると
両親には何をしても常に怒られていた記憶ばかりがあります

当時はなんで怒られたのか理由もわからないまま
ただねじ伏せられていた記憶しか残っていません
その記憶が濃すぎるせいか、しっかり受けた愛情を薄くしてしまいます

今となっては思い出せます
未熟な時の記憶がそんな感じだと
人そのものが怖くなり怯えているのが気づかれれば
イジメの対象になるのはいうまでもありません

そんな世の中が嫌いで、世の中の大人も嫌いになり
一日も早く独り立ちをして自由になろう

当時はそんなことばかりを考えてひねくれていました

そんな両親になんであんなひどい事をしたんだ?と
両親にひたすら攻撃していました
そんな事をしても何も解決しないのに…

衛藤先生の幼少期のトラウマな出来事にはビックリしましたが
そんな父親に対するマイナス面をプラスに変えることで
自分の幼少期の自分の心を癒せれる事を教えていただきました

それを知る前ですけども
私は子どもを持つ事ができた時には自由にのびのびと育ってほしいなとの
想いで取り組みましたが

自分の両親のようにただ怒るだけになっていないか
心配で仕方がありませんでしたが…
実際は子どもにしかわかりません

人に納得ができない仕打ちを受けた
だから仕返しに別の仕打ちをするとその連鎖をまた生み出す

あ、そうか結局オレもおなじ事をしてるじゃないか…

嫌な仕打ちを受けないような対応をするのではなく
人に受けた苦しみは次の人には
自分がこうしてもらいたかった対応をすれば
嫌な連鎖はそこで止めれるんだと

そんな衛藤先生の考える社会に
私も優しい社会を創る側にまわります

ここまで読んで下さったアナタは本当に優しい人です。ありがとうございますm(__)m

感謝してます

また来てくださいね

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