人が気にしないことを どうして気にするのか?

心理カウンセラー衛藤信之

緊張と不安から解放される方法

どうもー!感謝してます!

今回は、心理カウンセラー(公認心理士)衛藤信之先生の動画
【人が気にしないことを どうして気にするのか?】文字起こしとなっております。上のリンクが動画となっております。

Youtubeのクリップ機能を使ってリンクを貼りました。何か不都合がありましたら
【お問い合わせフォーム】からご連絡ください。

youtube上に2023/11/08にアップロードしたものとなっています

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この動画のポイント

・不安という未来への感情は太古の祖先が次世代に残した遺産
・過剰防衛本能が引き起こす身体の機能低下とは
・副交感神経の活性方法

これより衛藤先生の動画【人が気にしないことを どうして気にするのか?】文字起こしとなります

交感神経と副交感神経の使い分け

さて今回は
人が気にしないことをどうして気にしてしまうのか?

というご質問をよくいただきます
すごく自分は先の事を考えて心配になったり

人が
そんなことを気にしなくてもいいのに
っていうことを先回りして考えて不安になってしまうんです

だから常に
何か失敗しやしないか』と思ってしてしまいます

っていうようなご質問をいただくんですね
本当にそうやって常に緊張していると疲れやすいだろうと思うんです

でもねそれ自体は本当はその人は
〈センサーがすごく感度が良い
っていうだけのことなんです

実は我々のその〈心配する〉っていう
この気持ちっていうのは
実は本能的なものなんだ〉っていうことなんですね

不安防衛本能

これを〈防衛本能〉っていいます
実は我々の先祖は
裸のか弱い貧弱なサル〉だったんですね

もう本当にサーベルタイガーだとか
危険な生き物たちにいつもビクビクしながら生きてました

その時の〈生きる戦略〉というのは
なるべく失敗したことや危険な思いをしたことは
全部記憶に留めておかないとやっぱり命を失う確率がすごく高い

だから実は
ネガティブ・モード〉そのようにすごく心配性の人の方が
当時はたぶん生き残った率が高いんだろうと思うんですね

たとえば広場で皆さんが遊んでいる時に
雷が鳴る 空で
もしかしたら自分のそばに落ちるかもしれない」と思う人と
絶対に落ちるわけがない!」って思う人だと

どっちの方が避難行動が早いか?
っていうと当然皆さんわかりますよね?

落ちるかもしれない」っていう
ネガティブに物事を考える人の方が
安全な場所に逃げる率は高い

だからある意味で命を守る率はすごく高くなるんですね
ただこれは、この平和な社会の中では実は過剰な防衛本能は
逆にその人を疲れさせるだろうと思うんですね

〈人間のモード〉っていうのは
実は2つのモードから出てきています

これ
ひとつは〈戦闘モード〉(交感神経)と
ひとつは〈休戦モード〉(リラックスモード)(副交感神経)ですよね

これ簡単にいうと・・・簡単ではなくて
〈自律神経〉っていうんですね
自律神経には
戦闘モードっていう〈交感神経〉

【自律神経】交感神経
この〈交感神経〉の時にはすごく僕らは
〈アドレナリン〉とか〈ノルアドレナリン〉
緊張のホルモンが出て身体が戦闘状態になります

これは不安な時に危機から
回避するためのホルモンなんですね

でもこれが現代人はすごく高いんですよね
ベータ波(β波)っていう脳波もすごく出ていて
すごく常に緊張しているんで、まず不眠になりやすい
食欲もすごく変動しやすい

ベータ波

活動  緊張  不安
不眠  食欲に影響

それとか緊張しているんで肩こりや
そして常に末端の血管まで血液が行かないんで
すごく冷え性にもなるっていうんですね

そして免疫は下がりますから
当然ありとあらゆる病気になりやすい
現代のようにそんなにサーベルタイガー
日に何度も襲われるようなことがない時代にはですね

この〈交感神経モード〉
要するに「戦闘モード」にある人
常に馬が草原で周りを警戒しながらビクビクしている


だから例えば普通だとビジネスの世界だ
たとえば常に「誰かに失敗を指摘されないか?

誰かが自分のことを笑っていないか?
自分の服装はどうなのか?

電車に乗った時に
みんなに迷惑かけない位置に自分は立つことができるか?
遅れないで会社に行けるか?」…

いろんなことをやっぱりこれねコンピューターで言うと
マルチタスクって言って常にコンピューターの裏方で
いろんな作業が同時進行で行われているから集中力も当然下がるんですね

当然集中力が下がってビクビクしながら
不安の下でやるから 当然失敗もしやすくなりますね
失敗すると
またやってしまった!自分はだめなんだ💦」

またネガティブに物事を考える
もうスパイラルな状態になる」って言う事なんですね

そういう意味では常に〈戦闘モード
この平和の社会ではそれをずっと続けると
うつ病とかそしてパニック障害

パニック障害っていうのは
心臓がドキドキしたり
暑くもないのに汗が出たりものすごく不安な気持ちになる
そういうようなことが起こるんですね

これはずっと〈緊張状態〉
アドレナリンとかノルアドレナリンっていうのは
瞬発力に対しては非常に良いんですけど

これがずっと出っ放しっていうのは
過剰にホルモンが出ると、すごくドン!と疲れやすくなって
いざ「頑張ろう!」っていう時に

実は「頑張れない…
っていうことが起こるんです

そうなっちゃうと
常にこの〈戦闘モード〉が続くとどういうことが起こるか?

【いつも緊張のエネルギーを使っている】
要するに〈交感神経モード〉が起こると
どういうことが起こるか?っていうと

常に今言ったように緊張しているんで
無駄なエネルギーを使って体のバランスを整えるとか
寝てる間に安らぐ これ「副交感」ですね

それとかご飯を食べた後の吸収力
だから胃に何かいつも溜まってるような気がするから
消化が悪いのはおそらくどちらかというと

「交感神経モード」〈戦闘モード〉の状態
常に考えすぎてしまうんですね

【不安から笑顔がなくなる】
当然不安から笑顔がなくなります

いつも何か「えっ💦えっ💦」常にもう
〈不安感が伝わってくる人〉っていますよね

【不安が伝染して周りも不安にさせる】
不安が伝染して不安な人と一緒にいるとこっちまで
大丈夫かしら?なに?」」こうやってると
大丈夫だよ!」とか

でもだんだんこっちまで不安って伝わってきますよね

【不安感からビクビクして失敗しやすい】
そして当然不安の元でやるから微妙なところで
「あ!やっちゃった💦」って
また失敗を繰り返す

そうすると
自分はもう能力がないんだ・・・
ダメな人間なんだ・・・

またいろんなことをあれこれ考えると
集中力が当然下がりますよね

【不安から行動が遅くチャンスを失う】
そして不安なんで何かしようと思う時に
「うまくできるかどうか・・・」って考えすぎてしまって

実は、成功のチャンス失ったり
色んな意味でのチャンス考えすぎる

考えてから結果でまた考えればいいのに
考える前から何も起こってない架空で考えちゃっているわけですよ
まさに『エアー悩み』ですね

【免疫が下がり病気になりやすい】
そして当然免疫が下がって当然病気になりやすくなる

【予言の自己成就】不安を引き寄せてしまう
そして常に不安を考えていると僕らの無意識は
その不安な方向にあなたを引っ張っていきます

これを心理学では
《予言の自己成就》っていうんですね
たとえば僕らの無意識はそうですね妊娠をすると女の人ね

今まで景色で「町は見てた」けども
『産婦人科の場所がすごく気になり始める』とか

ペット飼いだした人がよく言いますね
「ペット病院ってこんなにあるんですね!」
今まで気にもしなかった・・・

そうなんです
僕らの無意識はちゃんと自分が思ったように
引っ張りこんでしまうんですね

そうすると
「不安だ・・不安だ・・こうなったら?ああなったら?」
と思うとそっちに行ってしまう
「失敗したらどうしよう・・・」
と思うとそっちに行ってしまう

これを
【予言の自己成就】とか【自己暗示】っていうやつですよね

「病気になるかもしれない」と思うと
やっぱり病気を引き寄せてしまう

これは別に
「引き寄せ」とかそういうスピリチュアルな話ではなくて
人間の脳っていうのはそういう

「あそこは外角高めを投げちゃダメだ」と思うと
そっちに向かっちゃうってことがありますよね

そこで!
そうならないためにやっぱり『休戦モード』
『副交感』に持っていくっていう事が大事だと思うんですね

もちろん『副交感』に行くためには
いろんな方法があるんです
またそれはね今後もYoutubeで出していこうと思うんですが

『副交感』っていうのは脳波でいうと『アルファ波(α波)』
≪くつろぎ波≫ってやつなんですね
どちらかというと
自然の中に行く」とか

それとか
「たくさんの人間関係をまず持つ」ってことも大事ですよね
なぜならば自分と同じような人と心配ばっかりしていると
同じようにどんどん神経高まっちゃうんで

「そんなこと気にしない😆」とかね
「大丈夫よ😊」っていう人にいっぱい出会うと

「それでもやっていけるんだ😲」とか
「そんな考えもあるんだね🤣」とか
「そんな心配しなくても上手くいってる人いるんだ🤔」

でもね人間関係が狭かったり
親が逆に言えばすごい心配症だと
これ遺伝の影響ではなくて、やっぱりその≪心配モード≫っていうのは移るんですね

ですからそういう
「親以外」
≪自分が育てられた環境≫以外の広い視野を持った人たちと出会う
ということですね

そのためには行動範囲を広く持つ
どうしても人間って自分と似たような人たちと
一緒にいると安心します

だからどうしても似たような価値観、考え方、感じ方
そういう人たちと出会う可能性がすごくあるんですね

そうなると
液体がどんどん色濃くなっちゃう
だから、それを薄めるためにも行動範囲 職場の人間関係だけじゃなくて
いろんな勉強会とか
いろんな人たちの出会いの場所に行くと

それだけ人間関係の広がりも出来てきますよね
そうするともうひとつは
僕はこれは個人的には「ヨガ」とか「気功」とか「呼吸法」とかも良いんですね
マインドフルネス」とか

僕はどちらかっていうと
脳を疲れさせる
脳を疲れさせる時に、その≪戦闘モード≫は、さっき言ったように
エアーで(空想)

来てもない状況で戦っているんですね
僕はもう脳を疲れさせるには 単純に脳とは逆
身体を疲れさせる

だから本当に運動をします
運動をしてクタクタになると

「もうどうでもいいか」とか
「なんとかなるか」って脳にこうね

そして”緊張した後って、副交感に入りやすいんですね”

でも頭の中でずっと
≪思考実験≫≪試行ゲーム≫を繰り返している人は
常に緊張がずっとピークのまま
落ちてこないんですよね

でも運動すると
もうどちらかっていうと急激に≪副交感≫≪ボトム≫
そしてアルファ波(α波)っていう
非常に≪くつろぎ波≫が出て睡眠も安定するし食欲も増すし
良いことだらけなんですね

だからもしかしたらうつ病になってる人って
運動していなかったり
やっぱりその身体を頭の中にいっぱい疲れさせて

≪頭を疲れさせる≫っていう運動は
それはその≪戦闘モード≫の人の特徴なんで
全く逆のエネルギーで
ちょっとスポーツなんかもやってみるといいかもしれませんね
汗かくとかね

そんなハードじゃなくてもいいんですね
ちょっと散歩するとか
そういうことを意識してみると、もしかしたら皆さんにとっては即効効くと思いますね

それといつも
≪ネガティブモード≫で緊張
大丈夫!大丈夫!」って自分に言い聞かせること
きっとうまくいくよ

だってみんなたくさんうまくいってるじゃない!
そして来た時に考えよう今から考える必要もない

いろいろ方法はありますけど
またそれは追い追いお話をしていきたいと思います

今日のお話で何か得ることがあったら参考にして
自然の中に行くとか
川のせせらぎとか森林浴
アルファ波(α波)を出すためには

ミュージックセラピーは≪1/fゆらぎ≫っていう
リラクゼーションを持っている自然の世界に行ったり
自然の香りを嗅ぐとか
ペットセラピーみたいに動物を触るとか

それとか
もし触るものがなければ自分の身体を触るだけでも
これ実は
≪くつろぎ波≫っていうのはできますから
頭ばっかりで日々生きないで

考えないで感じて過ごしていただければと思います

それでは今日はこの辺で

それじゃ!

さいごに

交感神経ばかりを使う事でうつ病になるとの事で
紛れもない私の性格そのものでした💦
あれもこれもと思考がグルグルになり
戦闘状態の交感神経が優位に立ち過ぎましたね

副交感神経を使って和らいであげないと
食欲は落ちないので少しぐらいはね
落ちてもいいんでしょうけど
運動不足ですよねぇ…

もう体重が増えすぎて動くのも億劫です(笑)
不安の無駄使いしないように
これから心掛ける事も勉強できました

そろそろ行動範囲を広げないといけません

ここまで読んで下さったあなたは本当に優しい人です。ありがとうございますm(__)m

感謝してます

また来てくださいね

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