親の期待との葛藤そして理想と現実の間で
どうもー!感謝してます!
今回は、心理カウンセラー(公認心理士)衛藤信之先生の動画
【未来は自分の心が作る!】の文字起こしとなっております。上のリンクが動画となっております。
日本メンタルヘルス協会
一日体験心理学はこちらから日本メンタルヘルス協会「1日体験!心理学講座」日本メンタルヘルス協会が開講する、「1日体験心理学講座」のご紹介ページです。心理カウンセラー衛藤信之先生の講座には全世界から毎月1000人以上の方が参加し、心理学を学んでいます。
この動画のポイント
・親の期待に応えるプレッシャー
・過去の影響からの解放
・過去の経験の活かし方
これより衛藤先生の動画【未来は自分の心が作る!】の文字起こしとなります
過去の傷から解放され目指す未来
ヨカッたら何でも答えますよ
はい、(質問することが)素晴らしい!
あの思い込みという話がありましたけど 思い込みじゃない場合 どんなに考えても思い込みじゃない |
たとえば、具体的に何かありますかね?
たとえば、私、母親から「アンタは可愛くない」と言われた なんか嫌いだみたいな事を言われて 母親は私を嫌いなのは事実なんですよ 私の思い込みじゃない どんなに考えても・・・ |
そうね
そういう「嫌いだ」と言われて
もしかしたらお母さんの中で
「かくあるべき」
子供は良い子であって欲しい
私の理想とする子供であって欲しい
もしかしたら一体感が強くて
もしくは、姑さんとか周りの関係をみて
自分の娘として、理想的なこうじゃないと
私の価値が下がると思っていると
お母さんは君に過剰な期待を掛けてくる可能性がある
残念ながら、それもやっぱり君の思い込み
だってなぜなら、お母さんは優しくあるべき
こういうのがお母さんと君が期待値を上げていくと
その目減り分が腹が立つはず
残念ながら君も人のすべての期待を貴女は絶対にはずさないですか?
100人いれば100通り
色んな期待を(周囲は)貴女に持っていますけど
すべての期待を完璧に絶対外さないで日々生きていらっしゃいますか?
ムリです |
ですよね
となれば、お母さんも もしかしたら(意図しないで外した)
お母さん、君が生まれた時は何歳くらいですか?
多分、20代後半? |
君はそのお母さんの年齢を越えている?
はい |
じゃその時今から考えたら
その20代後半のお母さんが理想的なお母さんである確率は?
低いです… |
低いね
でも、子供から見たら治外法権で
親はこうあるべき
(親として)パーフェクトであらねばならない
完璧な円を求めれば、欠けているものが気になるよね
だったら(親の欠けた)そこを責めるより、君がそうならない自分になって
逆に言えば
「その親だからこそ自分はこう(良く)なった」に変えていけば
その親はプラスに変えられる事も君の人生は可能なのですよ
親が悪い悪いってイラ立ちながらね
過ごすのも君の人生だけど、だったらその親は親として・・・
ゲシュタルトの祈りでね
私は私、あなたはあなた
私はあなたの為に生まれて来たんじゃないし
あなたも私の親になるために生まれて来たんじゃないでしょう
たまたま縁があって出会った
そして、あなたがどんな人であろうと
それは私にとってそれをどう受け取るのかは私の自由だ
許せないと思うか、そういう親だからこそ
私はそうならない親になるための勉強をしようと始めたか
それでもし変わったら
その親をプラスに変えることも可能ですよね
大事な事はその親の欠けたところばっかり
探していたって
何も得ることがないんで
その欠けた部分をプラスに変えようと
思えるか、思えないかは
こちらの心の持ち様だということも一つ
人生1回しかない
一つ貴女に言いたいことは
出来たら、それはそのままで
大事なことは過去ではなく、その親をどう自分にプラスに変えるか
君がどんなバラ色の人生に変えられるかは
君にかかっているということです
親に影響を受けない
だったら、そういう親にならない為に努力しません?
僕がターミナルケアで
末期がんの患者さんのカウンセリングをする
どんなに嫌な親でも
もうちょっと一言優しくしてあげれば良かった
あんな言い方しなきゃよかったなぁ
そういう人たちのカウンセリングするとね
少なくともあの人に傷つけられても
傷つけ返すことはしなかった
それが生き方
人生は、人がどうかではなく 自分がどう生きたいか?
何を食べたかではなく
食べた物から、何を吸収したかが大事なんです
どういう事かと言うと
人生もそう。君が辛かったのはよくわかる
愛されたかったし、僕もそうだった
でもそれを許せない許せないという心理学も多いし
それは親の愛着問題、愛着障害が出てるわ!
と言う人もいるけど
それをやられれば、やられるほど
よりそんな気になってくる
大事な事は
それを自分がどう変えるかは・・・
それが本当の成功者なんです
環境がどうあってもハッピーに生きられる
そして、未来は自分で作れるって信じてください
そして、機会があったら勉強しに来てください
それがあったから
私カウンセラーになったって言えばスゴいじゃない
あんな父親だったけど、そういう親の元だったからこそ
本当に必要な愛がなんなのか?
ただ攻撃するより、私はプラスに変えた
それは君のいつか勲章になると思うよ
だからそういう意味では
僕らは心を決めているんです
出来事も全部幸せになるかどうかは
未来は貴女が作るんです
それだけは言えるかなぁ
はい、良い質問でした
さいごに
親の期待に応えようと、褒められようとして
自分の人生が時に苦しくなる時がありました
親に怒られ、世界が暗くなって人が恐くなって
なんで生きてるの?苦しい、いやだ
早く自立して自由な人生を歩むんだ!
必死に勉強して…
すいません。勉強はしませんでした(笑)
その嫌な記憶、出来事をプラスに変えようとせず
親と話しては過去の出来事をほじくり返しては
攻撃した日が続いていた事もあります
今となっては
両親も子供の人生まで狂わそうなんて考えて
いないのにも関わらず両親には申し訳なく感じています
現在では、非常に良好な親子関係が築けていて
私は、あの時は強く当たってごめんねと謝りました
両親も私を育てるのに必死だった。自分たちが苦労してきたから
なんとかしなければ!と強い決意からの行動だった事がわかっています
私もこの相談者さんのように早めに気づきたかったですが
今では和解しているので良しとします
衛藤先生も幼少期の頃から苦労をなされていて
複雑な家庭環境のなかで、両親の離婚や母親の自殺を乗り越えた
人生だからこそ説得力のあるお話でした
過去の痛みを乗り越え前向きな未来を築くための
過去の出来事は変えることはできませんが
それをどう受け止め、自分をどう変えていくかは自
分次第であることを教えられました
ここまで読んで下さったアナタは本当に優しい人です。ありがとうございますm(__)m
感謝してます
また来てくださいね