失ったものを追いかける理由

心理カウンセラー衛藤信之

悲しみが愛と絆の深さを反映している

どうもー!感謝してます!

今回は、心理カウンセラー(公認心理士)衛藤信之先生の動画
【失ったものを追いかける理由】の文字起こしとなっております。上のリンクが動画となっております。

Youtubeのクリップ機能を使ってリンクを貼りました。何か不都合がありましたら
【お問い合わせフォーム】からご連絡ください。

youtube上に2023/04/20にアップロードしたものとなっているため、ブログにアップした時期などが異なりますのでご了承くださいm(__)m

人は過去の失ったものが思い出と重なり、美しさが増すことがあります。知らない人には何も感じないのに、関係性を持つと急に色が濃くなります。

だからそれがつらいから、「もう誰とも関わらないし恋もしない」の気持ちはわかります。過去のキラキラした思い出のせいで、未来のキラキラした時間を同時に失って行く可能性があります。
未来の出会いが、やがて今の痛みを救ってくれる可能性があります。何よりも過去の美しい思い出を、さらに美しくするためには、自分がさらに過去よりも未来に輝きを増す必要があります。
ドキドキするとフェニルエチルアミン(PEA)・エストロゲン・エンドルフィンという恋愛ホルモン3選手が、あなたをさらに美しく導いてくれます。ある程度泣いたら過去から未来にバトンを渡してあげて下さいね。

引用元:心理カウンセラー衛藤信之【失ったものを追いかける理由】概要説明欄より抜粋

この動画のポイント

・愛と喪失の関係
・人間関係の意義
・悲しみを受け入れる事

これより衛藤先生の動画【失ったものを追いかける理由】文字起こしとなります

愛と絆が深ければ深いほど

今日はあなたが
別れを経験して悲しくなる理由を説明したいと思います

ポーランドの哲学者
タタルケヴィッチという人がこう言ってます

幸せな者だけが不幸を味わうことができる

不思議な一文を残しています

まず矛盾してますよね

あなたがもし誰かと別れて悲しんでいるとするならば

それだけあなたは
その人との時間がとても有意義で
愛情に満ちた時間を過ごした

ということになるんです

例えばあなたにとって
全く知らない人が亡くなったと聞いても
あなたはたぶん気にならないと思います

おそらく「悲しい情報ですね」ぐらいで
おそらくそれは意識には上がらない

でもあなたが一生懸命愛した分だけ
その人の思いは悲しみとなって

あなたに迫ってくるんですよね

傷つきたくないからもう誰とも関わらない
という人がいます

確かに誰とも関わらなければ
感情交流がないんでその人がいなくなっても傷つかない

でも忘れてはいけないのは
その人との楽しいかけがえのない時間も味わうことができない

あなたが
大切なペットが亡くなって悲しいと思うのは
そのペットのために費やした時間、一緒に遊んだ時間

一緒にいろんなことを味わった時間を
同時に失うからこそ

そのペットがいなくなった時に悲しみが
押し寄せてくるんですよね

サン=テグジュペリの本の
【星の王子さま】の中でこういう話があります

〖※原文ではありません〗
キツネが王子様に言います

あんたは僕にとってたくさんの少年の中の一人にしか過ぎない

だから君がいなくなったって僕は全然 気にも介さないし何も感じない

君もそうだろう

僕はたくさんのキツネの中の一匹の単なるキツネでしかない

でも僕たちが出会ってもし君が僕を飼いならすことができたら

僕にとって君はこの世界の中で
【たった一人の少年】になるし

君にとって僕も
この世界の中でかけがえのないキツネの一匹】になるってことさ

それが「人と出会う」ということなのかな

良いかい?
本当に大切なことは目に見えない心で感じないとね

最後に大切な事を
秘密を教えようか
君が残していった君の星のあのバラの花

それだけ君が気になってしょうがないのは
それだけ君がそのバラ過ごした時間が
費やした時間が多いからだよ

だから気になってしょうがないのだ

というような話を
キツネが【星の王子さま】の中で言ってます

そうなんです
僕たちは、一生懸命関われば関わるほど
失った時の悲しみはすごく大きい

でも
どちらに視点を向けるか』なんです

「悲しみを味わいたくないから出会わない」というのか

それだけ今、胸が疼くほど
「その人が愛しい」というのは
「悲しみでいっぱいだ」っていうのは

それだけ楽しかった時間かけがえのない時間

忘れていくような歴史の中で
そんな時間だけど
あなたにとってかけがえのない時間になったっていうことですよね

もしあなたが今胸が痛いんであれば
それは悲しむことじゃなくて誇りに感じることです

それだけたくさん
大切な時間をその人と過ごせたということ

それを胸を張るべきだと僕は思いますね

今日の話で何か気づいたことがあれば

イイねマークを
そして何か今後もこういう発信をしていきたいと思うんで登録してくれるとうれしいかな

傷は傷でいいです
でもいつか笑おうね
それじゃあ今日はこのへんで

さいごに

ポーランドの哲学者
タタルケヴィッチさんの「幸せな者だけが不幸を味わうことができる」を聞いて
確かに「え!?」と思いましたが

よく考えてみると
不幸だ」と感じている事の前の出来事が「幸せである」に気づくと
なるほど!と納得しました

つまり当たり前にある出来事こそが幸せなんだということですね

生きているだけで
幸せに気づけました

傷つきたくないから誰とも
関わりたくないという心境はすごくわかります
人との関りで精神的に病んでいる私にとって
人と関わること自体が苦痛なのです

それを踏まえると
人と関わるから苦しい
生きているだけなら幸せだけど

人との関りが必須である社会は

まさに生き地獄となるわけです

生きているだけで幸せから
生きていくことが不幸になります

そうなっていくと、前回『ネット学習の落とし穴
で学んだ希死念慮きしねんりょです
自身の心を誘惑してくる厄介な魔物

「自殺」というワード

思い出しておかなければならない事は
繊細な心ゆえ優しい心だからこそ

苦しんでいる自分を救ってあげようとする魔物

普段から敏感な心を鈍感な心に変える
トレーニングしておかなければなりません

しかし一度
精神こころに囁かれると「楽になりたい…」が強くなります

今までもそんな厄介な魔物の囁き
打ち勝ってきた私が言えるのは

「死にたくなる自分から逃げる

【死にたくなる現実】から逃げる

つまり
【究極の現実逃避術】

「はっ!夢かっ!」

もうこれに尽きます

前回のブログにもその方法を載せているので参考にしてください(笑)
嫌な過去も夢として捨てるだけでなく
嫌な現実も死にたくなる心も捨てられるので効果は抜群にあります

目次の5に嫌な出来事をなかった事にする現実逃避方法を公開しますにさらに詳しく解説(笑)

つまり究極の
『無かった事にする術』なのです

チョット脱線しましたがお試しください
(↑ 自分的には、かなり有料級の方法です ↑)
ですが、この後の話で生き物が亡くなったなどの話を
変える事はできません
無かった事にするより楽しかった事を思い出にする方が良いと思われます
悲しんで悲しみ抜く事が一番の弔いになります

衛藤先生の仰ってた
星の王子さまのキツネとの話に戻します

この事から
別れや喪失が私たちにもたらす悲しみの奥深さ

その悲しみが愛と絆の深さ
反映していることを鮮やかに表現しています

愛する人やペットとの繋がりが
私たちの人生において最も豊かな
喜びをもたらす反面

ペットとの別れがもたらす悲しみもまた

その関係の尊さを証明しているのだと感じました

私、実は猫を飼いたいんですけど
そういう事もあって、飼うことを避けています(笑)

でも今後、飼わなければならない流れに入った場合には愛情を持って飼いたいと思います

これからの人生において別れは付き物です
その別れが突然来たとしても

今この一瞬を大事にして生きたいと思います

ここまで読んでくださったアナタは本当に優しい人です。ありがとうございますm(__)m

感謝してます

また来てくださいね

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