協力と愛の力が問いかけるもの
どうもー!感謝してます!
今回は、心理カウンセラー(公認心理士)衛藤信之先生の動画
【ゴジラは〈破壊神〉でなく〈再生神〉?】の文字起こしとなっております。上のリンクが動画となっております。
ゴジラは文明の発展の先に造られた<核融合>によって生まれました。その愚かさに復讐するように〈破壊神〉として、テクノロジーを目指す街を破壊します。
引用元:心理カウンセラー衛藤信之【ゴジラは〈破壊神〉でなく〈再生神〉?】概要説明より抜粋
でも、もう一つの役割として戦後に傷ついた人々の心を集結し、心を再生するための〈再生神〉としての役割を果たしてもいます。東京の街は破壊されましたが、戦後、自信を失った日本人の大和魂は蘇らせたのです。
〈破壊神〉として出現し〈再生神〉として去ってゆく。それがゴジラの存在価値なのかもしれません。
この動画のポイント
・戦後の雰囲気と日本人の心情
・ゴジラの象徴性
・日本の復興と成功の再定義
・ホピ族の話と現代の課題
これより衛藤先生の動画【ゴジラは〈破壊神〉でなく〈再生神〉?】の文字起こしとなります
生きて抗える力と誰かのために生きる意味
さて今回は
心理学の話では…ごめんなさい
全くないです
これはもう衛藤の雑談と思って聞いていただければと思います
もう気楽な気持ちで聴いてください
今回11月3日 初日に観てきました
【ゴジラー1.0】
本当に
山崎 貴監督が作った
山崎 貴監督と言えば印象に残るのが
〔ALWAYS 三丁目の夕日〕だとか〔永遠の0〕
どちらかというと古き良き日本の人たちを描かせたら
この人のたぶん右に出れる人いないんじゃないかな?って
今の日本の監督の中では
それぐらい僕は好きな監督なんですね
その人のゴジラ映画ですから
もちろんゴジラは好きなんですけど
なぜそのゴジラ映画を観たいかなと思ったかっていうと
この〔ALWAYS 三丁目の夕日〕の続編に
実は鈴木オートの社長さんの夢にゴジラ出てくるんですね
わずか2分ほどのシーンだそうなんですが
すごくその2分が迫力があって、すごいな このゴジラ!
リアルだなと思ったのが
その山崎監督が2分で作ったゴジラ
あとでこの映画について
語られてる山崎監督の話聞きましたけど
この2分の映像を作るのに
当時6ヶ月スタッフ半分ぐらい使って
力 取られたそうです
その時に山崎監督は
もうゴジラ大好きだったけど あきらめた
もう無理 だと
もうこれだけ 2分作るのに
これだけの動力取られるんだと思ってあきらめたそうなんですね
でも いろんな撮影技術が進化して
もしかしたらできるかもしれないっていう時に
東宝さんからいただいたのが
今回の ゴジラー1.0 なんですね
いやぁ正直言うと僕は怪獣映画で
涙ボロボロ流したのは 初めてだったかもしれないな
と思いました
怪獣映画って 子供の時からね 物がビルが
積み木のようにバンと壊すの
これ ≪タナトスのエネルギー≫っていうんですけど
子供が怪獣をガーっ!!てこうやって
物を壊すの好きじゃないですか
ましてミニチュアって子ども大好きだからそれが壊れていく
結構やっぱりそれは楽しいですよね
そういう意味では
怪獣映画 好きだったんですけど
その山崎監督が作るゴジラがすごい迫力があったのと
その人が時間かけて作るんだったらそれはおもしろいだろうな
と思って 観に行きました
⤴⤴⤴期待以上でした⤴⤴⤴
いや正直言うと怪獣映画じゃないです
風刺ですね
ちょうどシーンは戦後すぐですね
日本がアメリカに負けて 本当に意気消沈して、勝てると思った戦い
そして完全に自信喪失ですよね。亡くなった人たちも
本当に自分の命を賭してこの国を守ろうとして亡くなった
ただ生き残った人たちが良かったか?っていうと
申し訳なさがみんなにあったんですね
それがすごく映画からヒシヒシと感じ取られるんですね
何か申し訳ない、自分は何のために
みんな命を賭して戦ったのに
自分は生き残ってしまったっていう日本人の中に
なんとなく陰鬱で でも頑張って
この日本を復興していく事が 日本を生きた意味ではないかな
って感じて頑張っているところにゴジラが現れるわけですよね
ゴジラも実は被爆者なんですね
被爆者っていうと生き物ですから 被爆獣なんですね
彼もビキニ諸島でやった実験によって被爆をしてしまう
それが細胞分裂する時に
エラー&エラーを起こして
もともと古代生物がより巨大になってまさに
だから若干今回のゴジラは
微妙にケロイドとかできちゃうんですね
そういう意味では
すごくリアルなゴジラを山崎監督は
そしてなぜそれが日本に襲ってくるか
だったらそれを復讐したいんだったら
原爆とか水爆を作ったアメリカでしょう?って思うんですけど
やっぱり日本なんですよね
今回ゴジラが現れた
まさに日本が「何とかしよう」と思ったときに
ゴジラが現れるわけですね
その時にもう一番タイミングの悪いことに
日本は戦後マッカーサーの元で武力は全部抑え込まれています
だから戦う武器が全くない
政府は機能してない
そしてアメリカもソ連との関係上
大きな動き 武力の動きができない
そこでゴジラの思うままに銀座は潰されるわけですよね
その時に立ち上がったのが民衆だったんですね
それぞれが自分のやれることで何ができるかを
皆で持ち寄って ゴジラを倒そうとするんですね
今回の本当にゴジラ映画では
最新鋭の武器や火力 全く出てきません
それは全部アメリカによって使えなくされてますし
その時に協力して戦ったのが 人々の愛なんですね
自分たちがあの亡くなった人たちが
残した日本をどうやって守るんだ?と思った時に
みんなが協力し合うんですね
その協力シーンがすごく良かったんです
なぜならば本来戦いですよ! もう最悪
もう戦後の日本で、もうズタズタの時にゴジラが来るわけで
まさに
マイナスなんですね
そこに何ができるか?っていうのは
武力ではないんだと愛なんだと。みんなが協力して
そしてねそれぞれが自分の
軍隊上がり自分たちは敗残兵として
生き残ってしまった 俺は・・・と思ってる時に
「じゃあ俺はこれが出来ます」「あれが出来ます」
「じゃあ僕はこれが出来ます」「民間の会社でこういう事やってます」
そういうことを協力しながら
ゴジラを倒そうとして
「そっちはOK?」「こっちはOKだ」みたいな そういうシーンがあるんです
そこに僕は涙が出て止まらなくなったんですよね
まさに一人一人が
「俺が成功!自分さえ良ければ!」
今の日本の成功とは全く違う価値観
みんなが幸せにならないと何が成功だ?
みんなで協力して初めて人っていうのは感動があるんだ
日本は高度経済成長しました⤴
でもこれだけお金持ちの国になっても
これだけの心の病気が増えているそれは何か?
何のために生きているのか みんなわからなくなって
それをもう一度教えてくれたのが
「和を以って貴し」
って日本に残された 一人一人は力が弱くても
これだけすごいことが協力し合えばできるんだよ
そうですよね
あのアメリカ巨大大国に、アメリカにズタズタにされた日本が
向こう三軒両隣でみんなで協力し合って高度経済成長を成し遂げたんですね
アメリカ大国がゴジラの一つの形として
それを日本が協力して
追いつけ!追い越せ!で頑張れたから
日本があったんだよなっていうのを今回すごく感じて
一人一人が生き生きしているんですよね
本当に忘れてたな
成功って自分が良い思いしたり
どうやって楽してお金を集めて優雅な生活
でもそこにこれだけ心の病が増えるってことは
お金を煮詰めたってご飯食べれないですもんね
やっぱりそこにあるのは
自分が誰かのお役に立つ
だから今回の映画でゴジラを倒そうと
まさにゴジラも
俺を倒してもう一度 お前たちの役割を思い出せっていう
一つの≪獣神≫として
まさに科学技術でもないんです
最新鋭でもないんです
≪みんなの協力≫という力が結集された時に
ゴジラを倒せるか倒せないか
これ以上言うと、映画のネタバレになると思うんで
これは大きな映画館のスクリーンで
皆さんには観てもらいたいと思うんですが
今回 ゴジラー1.0 で一番僕が感じたのは
人々のみんなで協力する美しさと素晴らしさ
そして僕たちは科学技術が
また一人一人のお金が人を幸せにするんじゃなくて
自分たちが誰かのためにやれる時が一番幸せなんだよ
ということを教えてくれたのが
今回の僕の映画の一番の感想だったなという気がしますね
僕がアリゾナにいた時にアリゾナにですね
ホピ族っていう部族がいるんですね
このホピ族っていう名前の由来は
≪平和の民≫
っていう意味なんですが、実はこのホピ族が
他のインディアンの人とちょっと異質で
実は≪聖なる予言≫っていうのがあって
実はホピっていうのは、そのアリゾナっていうのは
砂漠みたいなところなんですけど
そこにちょうどテーブル状に出た
大地の上に住んでいるんですね
この大地の事を≪メサ≫っていうんですが
≪メサ≫っていうのはメキシコ語で
「テーブルの上」のことを指すんですね
「そこに何で住んでるんだろうな?」
まさに平和の民・ホピですから名前が
他の部族との争いでそこに住んでいるんだろうな
って僕は思ってたんですけど、そうじゃなくて
実はホピには≪聖なる予言≫っていうのがあって
実は石版があるんですね
心と身体が離れた人がそこの石版に現れます
その道を行くと最後はギザギザで ✖アウト 滅んでしまう
でも心と体の調和が取れて母なる大地の意見を聴いて
人間が求められる姿になれば
永遠に人類が生きていけるよ
この二つの過度期に今僕たちがいるっていうこと
その≪聖なる予言≫
だからアメリカ政府がね実はウランから核が抽出できる
っていうのが分かった時になんと不思議なことに
このホピのメサの下に実はウランの宝庫だったんですね
アメリカのgavernment
政府はそこを掘ろうとした時に
ネイティブ・アメリカンの人達は≪聖なる予言≫を信じているんで
ここの母なる大地の神を目覚めさせてはいけない
厄災が降る
「ここの母なる大地の神を目覚めさせると
ひょうたんに灰が詰まったものが空から降る」ていうことで
みんな座り込みをして戦いました
でもアメリカの政府はそれを退けて掘ったんです
そして
みなさんのご存じの通り歴史上
広島と長崎に
ひょうたんに灰が詰まった原爆が落ちました
そうなんですね
もしかしたら ウランはすごいパワーを持ってますけど
でもそれをどう使うか?
今ドンドン世界は
自分の国、自分の大地、自分のテリトリー
ウクライナとロシアも
もしくは
ガザとイスラエルも
みんなが、自分が!自分が!
今でも多くの人たちがみんなで本当に協力し合わないと
僕たちはまさにホピの言っているように
心と身体自分の思考ばっかり
自分らしさ、自分の成功、自分の国、自分の大地
そこに僕は今回
ゴジラが獣神として動物や植物多くの命が
僕は科学技術によって結構滅ぼされてきました
海はまさにプラスチック
空もいっぱい汚染物質で、そこにゴジラが現れて
そして本当に今回の映画で僕が一番感動したのは
やはりそのゴジラを倒したのは
「みんなの協力の力なんだよ」ということが、風刺として語られて
そして僕たちがなんのために生まれてきたのか
今回の映画のタイトル、パンフレット
これネタバレになるので
1ページ見てください
「死んで、抗え」じゃないんですね
【生きて、抗え】なんですね
僕らは
「どうも申し訳ございません。死んであがないます」
って言いますよね
戦争中はそうだったんです
でも生き残った人たちが、なんのために生きたのか?
それは生きて
生きとし生けるもののために
【生きて、抗え!】
それが獣神ゴジラが現れて何かその自信を失った日本を
もう一度目覚めさせるために登場したんだなっていうことを
僕はすごく映画の中で感じて
本当に最後はなんか
何かいろんなことを考えて涙が止まらなかった
これ怪獣映画じゃなくて
本当に日本人が持っていた
やっぱりさすが
≪永遠の0≫と
≪ALWAYS 三丁目の夕日≫を作った
山崎監督がどうしても作りたかった やっぱりこれ
僕がどうしても多くの人に観ていただきたくて
今日は心理学の話ではなかったですけど
映画の雑感としてお話をさせていただきました
みなさんどうでしょう
『誰かのために生きるっていう事が』
今我々の中で何かを失って
自分さえ良ければ、自分の楽な方にいこう、面倒くさいことは避けよう
面倒くさい人間関係は良いんじゃないですか?
それがすごく注目されている中で
僕たちが本当にそれで逃げて逃げていいのかな?って
今回映画観られるとわかりますけど
主役がそういう意味では、特攻の生き残りで逃げた人なんですね
途中で映画の中でも何度か逃げます
それが最後に目覚めるのを
映画観てください
誰かのためになんです
そこにもうエトウ 一言
『感動しました』
ということで、今日はもうね
興奮覚めやらない思いでこの映像を撮ってますけど
なにかあったらまたね映画観て
観られた人はまた感想を聴かせてください
じゃあ今日はこのへんで
さようなら
さいごに
過去には、ゴジラは味方だったり、敵だったり
他の怪獣と協力したりの映画もあって好きです
水は生きていくのに欠かせないものです
その源になってくる雨は恵みの雨ですが、降り過ぎると洪水になり
私たちの生活に支障をきたす災害になります
本来ゴジラとはそんな関係ですが
今回の山崎監督が表現するゴジラは、衛藤先生が仰ってた
まるでゴジラが
”俺を倒してもう一度 お前たちの役割を思い出せ”
と訴えるかのような戦後の混乱した日本の状況や自己評価の低下
生き残った人々の複雑な感情を一人一人の協力で生み出す力で消し飛ばせ!
ってゴジラが言ってるような気がしました
まだ観てませんけど💦
(観てないんか~い)
ネイティブアメリカンのインディアンのホピ族が
聖なる予言通り
ここの大地の神を目覚めさせてはいけない
しかし、心と身体の調和が取れていれば大丈夫だよ
バランスが取れていない時に目覚めさせたので原爆という悪魔が大暴れすることに…
全世界のみんなと協力しないと
私たちの生きている時代にゴジラを呼ぶかもしれない
自分が何のために生きているのか、誰かのために尽くすことで
日本の歴史や価値観、そして未来への希望が、ゴジラという巨大な存在を
通じて本当の幸せとは、お金ではなく
誰かのためにやれることが本当の幸せだと気づかされました
ここまで読んで下さったアナタは本当に優しい人です。ありがとうございますm(__)m
感謝してます
また来てくださいね